小荒井製菓の生どら焼き
小荒井製菓の生どら焼き

東洋と西洋の劇的な融合。東洋と西洋が文化的摩擦を克服しました。生どら焼きは異文化コミュニケーションの先駆けと言えます。
冗談はさておき、こちらが古典的な生どら焼きでございます。生どらの発祥間もない初葉期、そして中葉期にかけては、所謂「生どら」と言えば、この製品のことを指していました。が、トレンドは既に過ぎ去り、今では古色蒼然としています。しかし一過性の流行現象が去った後に、雲散霧消してしまうお菓子とは違い、根強い長寿を保っています。ですからこの製品は既に定番商品としての地歩を確立していると申せましょう。これからも皆様からのご愛顧を賜れますことを、切に願うものでございます。自余の生どら焼きのラインナップと比べると確かに隔世の感はございますが、クラシカルな感慨に浸ることも、時にはよいのではないでしょうか。
素材、技、そして丹精を込めて
△先ずは生どらの生地を正確に、迅速に、そして丹精を入魂して捏ね上げます。
捏ね上がったら製造ラインへ
△充填機から生どらの生地が絞り出されます。 △焼き色をみて、火力を調整します。
△焼きあがった生地が陸続と流れてきます。 △次に配列の具合を見ます。
△クリームの充填機です。 △合わせ装置で二枚の生地が一対になります。
そして包装をすることで、生どら焼きの一連の製造過程が終了します。